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ニンジン・リンゴ・塩ジュース

ED女性にも当てはまるセックスの悩み ♪セックスは塩分を物凄く消費
やせる!病気が治る!石原式「朝だけ断食」 ♪間違いだらけの西洋医学
過食が血液を汚す最大の原因食生活の欧米化がもたらした「食い違い」
ストレスは体の免疫力を低下させる ♪血液を清浄に保つための大敵

「腎」の機能を高めて、乾燥をストップさせる「不老飲料」

漢方では、「相似の理論」という考え方がある。人間の下半身は植物の根にあたり、地面の上に出ている菓や茎、花は上半身にあたるという考えだ。したがって下半身、「腎」を強くするには植物の根、つまり根菜類を補うべしと4000年も前から伝えられてきた。根菜類の中でも、ニンジンはこれから述べるように「体を温める色」の暖色をしており、体に余計な水分がたまって、全身が冷えている人にはもっともおすすめの食材といえる。漢方の生薬の中でも、朝鮮人参やエゾウコギなどの「根の生薬」は、大病によって極度に弱った状態から回復する際、あるいは虚弱体質や老衰の人のために処方されてきた。エネルギーにあふれた人のことを「馬力がある」というが、馬の好物はなんといってもニンジンだ。鼻先にニンジンをぶら下げれば、全速力で追いかける……などという逸話にも事欠かないが、馬力の原動力が「ニンジン」というのはなかなか真理をつく表現である。今日から実践一全身がみずみずしくなる食べ物、日常生活法「ニンジン・リンゴ・塩ジュース」 に入るリンゴは、北方産で赤い色をしており、くだものの中でも体を冷やす心配のない食材だ。さらに、塩を加えることで、前章で説明したように、より強力な「水分コントロール」を可能にした。
「ニンジン・リンゴ・塩ジュース」の効果は、西洋医学から見てもお墨つきである。
30年ほど前、私が難病治療で高名であったスイスのベンナ一病院へ勉強に行った時、もっとも驚いたのが、患者が毎朝ニンジン・リンゴジュースだけを飲んでいることだった。この病院では、1897年の創立以来、肉や卵、牛乳などの動物性食品は食べさせずに、黒パンや野菜、漬物、岩塩、ハチミツなどの自然食やさまざまな物理療法で
難病・奇病の治療に実績をあげていた。その中でも、毎朝のニンジン・リンゴジュースは食事療法の中心だった。当時の院長、ブラシユ博士は、
「このジュースには、体に必要なビタミン・ミネラル (約−30種) がすべて含まれている」と説明してくれた。
いわばベスト・ミネラル野菜であるニンジンと、ニンジンほどではないものの豊富なビタミンやミネラルを含み、なにより:ンジンの匂いをほどよく中和して味を調えるリンゴは、配合の妙としかいいようのない組み合わせだ。私自身も、ベンナ一病院で「ニンジン・リンゴジュース」を知って以来、毎朝欠かさずに飲んでいる。非常においしいばかりか、それまで悩んでいた下痢もピタリと止まった。以来、365日休むことなく働いて現在まで、自慢ではないが体はピンピン、肌もピカピカである。このように微量栄養素をくまなく含み、ビタミン・ミネラルバランス抜群の飲料である「ニンジン・リンゴジュース」ではあるが、まれに「胃のむかつき」や「冷え」を感じる人がいる。長年の臨床経験から、こうした例は体の中に余分な水分がたまって全身が乾燥している人に多いことが明らかになつている。体中の水たまりが邪魔をして、スムーズな吸収を妨げているのである。そこで、前述したように塩を加え、細胞への吸収力を一段と高めたのが、この「ニンジン・リンゴ・塩ジュース」というわけだ。東洋医学、西洋医学どちらの立場から見ても、「腎」からはじまる若返りには最適の飲料である。
                老化は体の乾燥が原因だった 石原結實著

ED 女性にも当てはまる セックスの悩み 典型的な「腎虚」

加齢とともに下肢・腰の筋力が低下し、下半身が細くなると腰痛、ひざの痛み、下肢の冷え、
むくみなどに加えて、インポテンツなどの老化現象もあらわれる。
これらは典型的な「腎虚」である。腎虚の症状はこのように「下半身」にまつわるものが多い。
細胞に吸収されずに余った水分が、重力の関係で、下へ下へと落ち、ヘソの下方付近にたまる。
ちょうどそこに位置する臓器が、腎臓や生殖器などの「腎」にあたる。
その結果、たまった水分によって「腎」は冷やされ、働きが衰えていくのだが、
そのとき、同時に「腎」にあたる腎臓、副腎、泌尿・生殖器の細胞は猛烈な勢いで乾燥している。
「腎」が弱体化して「ひからびた海綿体化」してしまったら、インポテンツになつても仕方がない。
同じことは、女性についてもあてはまる。 同様の原理で、潤い不足が生じるのだ。
まさに「乾燥」がセックスの悩みに通じるゆえんである。
八味地黄丸という漢方薬は、こうした「腎虚」に効力があるとされているが、
先に述べた「乾燥が原因で起こる糖尿病」にも効果があるといわれている。
そもそも糖尿病にかかると、インポテンツになるというのはよく知られている。
インポテンツも糖尿病も、根本の部分では、同じメカニズムによってあらわれた症状であることの証左であろう。
「腎」を強化し、乾燥を防ぐためには何より下半身の筋力を高めることと、
下半身を温めることが肝要である。

セックスは塩分を物凄く消費

たらふく食べている先進国では子供が減り、飢餓線上をさまよっている民族に子供が急増しています
食べ物と精力・性欲は反比例するようです。
セックスは塩分を物凄く消費するから
腎虚
になります。
減塩奨励が少子化傾向を助長していないでしょうか
腎臓病や心臓病など陰性の病気に対しては塩は身体を温めるから十分取るべき食物です
夫の性欲を増すために婦人が夫に塩を振りかけている

やせる!病気が治る!石原式「朝だけ断食」

はじめに
 私が医師になつた一九七〇年代の中頃、日本の医師の数は約一〇万人でした。その頃は医師不足が叫ばれていましたが、その後、新規に医大がどんどん開設され、今では二六万人ものお医者さんがいます。 その間、医学は長足の進歩をとげ、エコー、CT、MRIなどの医療機器で、患者に苦痛を与えず、体内の病気を発見できるようになりました。血液検査でも、新しく発見されたホルモンや物質、腫瘍マーカーなどによって、体内で起きているさまざまな病的変化を把握することができるようになりました。 それにもかかわらず、ガンや膠原病など自己免疫疾患と称される「難病」をはじめ、さまざまな「原因不明」の病気がどんどん増えています。今や、年間に三〇兆円もの医療費を使いながら、病気はいっこうに減る気配はありません。「医学が発達」しているのに、なぜ、病気の数が増え、国家予算の三分の一以上にあたる医療費を使っても、病人の数を減らすことができないのでしょうか。それは、現代医学が発達しているといっても、その中身は「診断学」の発達であり、「治療」についてはおおよそ、対症療法に終始しているからなのです。ガンが発見されると、ほとんどの場合、手術、放射線あるいは抗ガン剤で、摘出したり焼却・消滅させるという治療法がとられます。
確かに、ガン腫は、その臓器そのものの働きを阻害したり、周辺の臓器を圧迫したりします。
また、患部が出血しやすくなることもあるので、そうした治療法が悪いとは言えません。
 しかし、ガンの患部を取り去っただけで、ガンの原因を取ったわけではないのです。
だからこそ、同じ生活習慣を続けると、ガンが再発したり、転移することが多いわけです。
 その点、東洋医学では、「万病一元、血液の汚れから(生ず)」として、
血液を浄化して病気を治そうとする立場をとります。
この血液を汚す最大の原因は「食べすぎ」と「冷え」です。
そのことは、炎症性疾患(風邪、肺炎、腸炎、勝胱炎など)やガンなどさまざまな病気にかった時、
「食欲不振」と「発熱」が生ずることからもよくわかります。
野生の動物は、死ぬまで元気に過ごします。
私が大好きな山歩きをしている時も、「心筋梗塞」でうずくまっているキツネを見たことはないし
脳卒中で半身不随のタヌキに行き合ったこともありません。
また、寝たきりイタチなどもいません。
野生の動物は、たとえ病気をしたり、ケガをしても、
食を断ち(熟も出し)じっとして治す術を知っているからです。
「世界の二人の名医」というべき、
「食欲不振」と「発熱」を日常の健康生活に応用したのが、本署に書いた石原式「朝だけ断食」です。
 現代人は、食べすぎで病気になつています。
たとえば高脂血症・脂肪肝(過剰物質=脂肪)、高血圧(同=塩分)、高尿酸血症=痛風(同=尿酸・プリン体)
糖尿病=高血糖(同=糖分)、乳ガン・卵巣ガン・子宮頚ガン(同=コレステロール⇒女性ホルモン)
前立腺ガン(同=コレステロール⇒男性ホルモン)等々……。
 人類三〇〇万年の歴史は、まさに飢餓との闘いの歴史でした。
我々の体は、飢餓に対してはいかようにも対処できるのですが、過食には慣れていません。
おなかも空かないのに、時間が来たからと習慣的に胃の中に何かを詰め込むという食生活が、
飽食を生み、その結果、先に述べた生活習慣病という形で表れてきていると考えてよいでしょう。
 ぜひ「朝だけ断食」を始められてください。
空腹の心地よさを悟られると、日頃の心身の不調やちょっとした病気なら、雲散霧消していくはずです。 

第2章間違いだらけの西洋医学

多くの先人たちによって、その効能が明らかにされてきた断食療法ですが、
では、断食はどうしてさまざまな病気を治癒させることができるのでしょう。
それを理解するために、まず、なぜ人は病気を患うのかを考えてみましょう。
 東洋医学に「万病一元、血液の汚れから(生ず)」という考え方があることは、先にもふれました。
すべての病気は血液の汚れが原因である、という意味です。
 人体は、およそ六〇兆個の細胞からできていますが、
これらの細胞を養うのは、いうまでもなく私たちが食べる食物によってです。
 その食物が口から入った後を追ってみると、胃と腸で消化され、栄養分として血液に吸収されて、
体中の細胞へ運ばれます。これを取り込んだ細胞は、代謝活動の結果できた老廃物を血液に戻します。
そしてこの老廃物はまた血液によって運ばれ、腎臓から尿として、また、肺から呼気(吐く息)として捨てられることになります。もし、この老廃物が体外に排出されなかったらどうなるでしょうか。
当然ながら、血液はどんどん汚れていきます。そうしたことが起きる、代表的な病気に腎不全があります。
慢性腎炎や糖尿病性腎症などで腎機能が低下し、尿として老廃物が排出されなくなった結果、
血液中に尿素窒素やクレアチニンなどが多くなった状態のことです。悪化すると、尿毒症に陥ります。
 尿毒症の症状は、食欲不振、吐き気などの消化器症状に始まり、むくみ、高血圧、不整脈、
うっ血性心不全、肺水腫などの循環・呼吸器症状、さらには痙撃、昏睡、
意識障害などの中枢神経障害、運動障害、知覚障害などの末梢神経障害など、全身に及びます。
 血液中には、こうしたすでに明らかになつている老廃物のほかにも、
さまざまな老廃物が存在しており、血液の汚れの原因となつています。また本来、血液中に常に存在しなければならない成分が過剰になった状態も、血液の汚れと考えることができます。
つまり、コレステロール、中性脂肪、糖、タンパク、尿酸、赤血球などの成分の過剰が、
西洋医学でいう、高脂血症(動脈硬化1脳血栓・心筋梗塞)、高血糖症(糖尿病)、
高タンパク血症、高尿酸血症(痛風)、多血症(脳血栓・心筋梗塞)などを引き起こします。
このように、体内の老廃物や血液中の過剰な成分は、尿毒症ほど強烈でなくとも、
血液の汚れとなつて、体の細胞や臓器を徐々に傷害していくことになります。
「万病一元」とは、このことです。病気の原因が血液の汚れであったことがよくわかります。
 では、血液はどうして汚れてしまうのでしょう。その原因を順次、見ていきます。

過食が血液を汚す最大の原因

 これもくり返し述べてきましたが、血液を汚す原因の第一にあげるべきは「過食」 です。
 テレビの動物番組などで見るライオンを思い出してください。
満腹のときは、そばを獲物が通っても知らん顔をしています。 空腹でもないのに、気晴らしや味覚という楽しみのために、食べ物に手を伸ばすのは人間だけではないでしょうか。
 特に物が豊富なうえ、すっかり便利になつた現代では、お金さえ出せばファストフード店や
コンビニエンスストアなどで、いつでも、どこででも食べ物が手に入ります。
そのため、大人も子どもも、食事時間に関係なく、スナック菓子やインスタント食品、レトルト食品、
ファストフード類など、口当たりのよさだけの食べ物を食べ続けています。
 口当たりのよい食べ物の材料といえば、どうしても、玄米よりも白米、黒パンよりも白パン、
黒砂糖よりも白砂糖と、精白された食物になります。
これに、肉、卵、牛乳、バターなどの欧米食が加えられます。
どれも柔らかく、胃腸に負担のかからない、消化のよいものばかりです。
 しかし、消化のよいものは、満腹感もなかなか得られず、これがますます過食に拍車をかけることになります。
 それに、消化のよい食物というのは、一方で食物繊維などもあまり含まれていない、
排泄の悪い食物ということでもあります。
排泄されなかった食物は宿便となり、腸内で腐敗して有毒物質を発生させることになります。
その結果、血液は細胞や神経を侵す毒素や老廃物でどんどん汚されていくことになります。
 また、精白された白砂糖は、それだけ糖として純化されており、
消化吸収を経て血液中に取り込まれるのも速いので、急激な血糖値の上昇をもたらすことにもなります。
その結果、すい臓からインスリンが大量分泌され、そのために逆に血糖が下がってきます。
血圧や体温などを見れば想像できることですが、体内の諸条件の急激な変動は体によいわけがありません。
なかには、血糖値の急激な変動の精神への影響を心配する研究者もいます。
近頃の若者が「キレる」原因が低血糖だというのです。

食生活の欧米化がもたらした「食い違い」

 過食と並んで問題なのが「食い違い」です。
食性に合った正しい食物を食べていないことも、血液を汚す大きな要因です。
 人間も動物も、なにが正しい食物であるかは、歯の形で決まっているのです。
 陸上動物でもっとも体が大きく、体重は六〇〇〇kgもある象は草しか食べません。
牛肉や牛乳を提供してくれる牛もそうです。平べったい草食用の歯しか持っていないからです。
 その草食動物である牛に、羊の肉と骨の粉末を与えたことで、脳がスポンジ状になるBSE(狂牛病)が発生し、
世間を騒がせる結果となりました。
反対にライオンやトラは、尖った歯しか持っていないため、草は食べられないので肉だけを食べます。
そこで、雑食動物である人間の歯を見てみると、三二本のうち、六二・五%に当たる二〇本が穀物用の臼歯です。
そして八本(二五%)が野菜・くだもの・海藻などを食べるのに適した門歯、
四本(一二・五%)のみが肉魚用の犬歯という割合です。
つまり、人間は食物の九〇%近くを、穀物や野菜などの植物性の食品をとるようにできているわけです。
 昔の日本人の食生活は、ほぼこれに近いものでした。
ところが、戦後、一九六〇年頃を境に急激に変化してきたのです。
 現在の食生活を、戦後間もない一九五〇年と比べると、
肉の摂取量は約九倍、卵が七倍、牛乳・乳製品が一九倍と激増。
反対に、米、いも類の摂取量はほぼ半分に減少しています。
 これは、戦後という時代の中で、伝統的な文化や生活習慣を捨て、
新しげな「栄養学」などという、私から見れば「おかしな学問」を信奉した結果です。
この「栄養学」がなにを基盤に作られたかといえば、野菜やくだものがほとんどとれず、
 やむなく狩猟によって得られる肉を食べるようになつたヨーロッパ人の食習慣なのです。
気候が温暖なため農作物がよく育ち、海産物にも恵まれた日本で、なぜそんな必要があったでしょう。
 六〇年代以降、肉や卵、乳製品を食べ過ぎるという「食い違い」が食習慣に浸透した結果、日本人の血液は、
血液中の成分の過不足(主に過剰)や老廃物の増加を引き起こし、汚れがひどくなっていきました。
ガン、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、痛風、脂肪肝などの生活習慣病が激増した原因は、まさにこのためなのです。
運動不足でも汚れた血液が溜まる運動不足が体に悪いことは誰でも知っていることです。
運動不足に陥ると、筋肉を使わないせいで体温が低下し、血流も悪くなります。
すると、血液中の老廃物の燃焼や、発汗や利尿による排泄も悪くなって、当然ながら血液は汚れてきます。
血液は、心臓がポンプのように収縮する力で押し出され、動脈を通って体中の細胞に酸素や水、
栄養などを届け、細胞から老廃物を受け取って、また心臓に戻ってきます。しかし、静脈を通って戻るときには、心臓のような動力がありません。そこで代わりに働いているのが筋肉なのです。
筋肉と静脈と神経は、ほとんど一体となって体中に配置されています。
そして、筋肉が運動によって収縮したり、弛緩したりすると、血管が圧迫されたり、開放されたりして、
血液を送り返す力となっているのです。
ちなみに、肩こりや筋肉痛が起きるのも、運動などで血液中に生じた疲労物質が、
不自然な筋肉の緊張によって血流が悪化して一個所に溜まってしまったとき、
近くの神経を刺激して痛みとなるわけです。
だから、指圧やマッサージなどで筋肉の緊張がほぐれて血流が改善されると、
疲労物質が流れ去って痛みも消えることになります。
 また、体の中で下半身は、全体の七〇%にあたる筋肉があり、それを養うだけの大量の血液が必要です。
そのうえ、心臓から遠く、また低い位置にあるため、よけいに血液が滞留し
やすい条件にあります。
 これを解消するには、歩くことがもっとも効果的です。歩いて脚部や足の裏の筋肉を働かせてやれば、
全体の七〇%の筋肉が滞留した血液をどんどん心臓に向かって送ってくれます。
「老化は足腰から」とか、「足の裏は第二の心臓」などといわれるのも、そうしたことからなのです。
 西洋医学的にも、一日一万歩以上歩くと、善玉のHDLコレステロールが増加して、
動脈硬化の予防に役立つことがわかっています。
 また、散歩や運動によって体温が上昇すると、
細菌や体内の老廃物を会食処理する白血球の働きも活発になり、血液の浄化も進みます。

ストレスは体の免疫力を低下させる

転勤や転職、人間関係のトラブル、近親者との死別、忙しさからくる精神疲労、肉体疲労、病気、寒さ、暑さ…
私たちの生活にはストレスの種が尽きません。
 ストレスは、心や体がさまざまな刺激に適応しょうとする反応であり、よくゴムボールに例えられます。
ボールに圧力を加えるとへこみますが、力を抜くと反発力で元へ戻ります。
ところが、圧力が限界を越えると、元へ戻る力を失ってしぼんだままになってしまいます。
ストレスが限界を越えると、人間の体にも同じょうなことが起こります。
ストレスが発生すると、副腎髄質からアドレナリンというホ〜モンが釦され、血管は収縮し、血圧が上昇します。
また、副腎皮質から分泌されるコーチゾ〜というホルモンは、
白血球の表であるリンパ球を溶解させ、免疫力を低下させます。
活動的であるべき富をこのような緊張状態で過ごしたとしても、夜になって休息に入り、
深い安眠をとりさえすれば、血管も弛検し、免疫力も回復するので、心臓や消化警ど内臓の疲労もとれ、
血液中の老廃物も浄化されて、翌朝には体調は回復しています。
 しかし、夜も眠れないほどの緊張が長く続いたりすると、自律神経の働きが乱れて、
正常な状態に戻ることができなくなり、血圧は1がりっばなしで、血液も浄化できなくなって、
高血圧や感染症を引き起こすことになります。
 このほか、ストレスは血液中のコレステロールや尿酸、赤血球を増加させて、高脂血症や痛風、
血液中の血栓(脳梗塞や心筋梗塞の原因)の発生などを起こしやすくすることもわかっています。
いずれも、血液の汚れといえます。

血液を清浄に保つための大敵は「冷え」

「冷え」という考え方はもともと東洋医学のもので、西洋医学にはありません。
その、「冷え」も、血液を汚す原因となります。 人間の体のあらゆる臓器は体温で動かされています。
外傷を負っていなくとも死ぬことがあるように、「冷え」頑強な若者でも、
冬山で遭難すると、は生命を危機に陥れる力を持っています。
 冬になると、風邪や肺炎、高血圧、脳卒中、心筋梗塞など、
明らかに「冷え」に関係した病気が起きやすくなります。
また冬には、ガン、腎臓病、膠原痛など、あらゆる病気の死亡率も高まります。
一方、一日のうちで、もっとも気温や体温の低くなる午前三時から五時の間が、もっとも
死亡率が高い時間帯であることも、よく知られた事実です。喘息や異型狭心症の発作、
アトピーのかゆみがひどくなるのもこの時間帯です。
 どんな病気も、きれいな血液が十分に回ってくれば、どんどん回復していくものですが、
「冷え」は血管を収縮させ、血流を悪化させるので、各細胞や臓器に十分な酸素や水、栄養物質が届けられなくなります。また、平常体温で代謝、燃焼されていた栄養物質や老廃物が、しつかりと処理されなくなり、血液も汚れてきます。
そうしたことが、病著さらに悪化させ、すでに悪化しているものは死に至ることにもなるわけです。
血液を清浄に保つという意味で、「冷え」は大敵といえましょう。
また現代は、大気汚染、水質汚染、土壌汚染、食品汚警ど、環境から食物までが有害物質で汚染されています。
水道の水には、消毒用の塩素や、塩素が水の中の有機物と合成されてできる発ガン物質トリハロメタンが含まれていますし、野菜にはダイオキシンや残留農薬、インスタント食品などの調理済みの食品には
化学調味料や添加物が数えきれないほど入っています。
そのほとんどは、自然には存在しなかった人工的な物質です。
 これらの有害物質は、最終的には血液中に吸収され、血液を汚すことになります。
そして、始末の悪いことに、その中には体の持つ処理能力では無害化したり、
排出ることができないものも多く、それらは体内に蓄積されてしまいます。
 こうして、過食や食い違い、運動不足、ストレス、冷えなど、さまざまな理由から血液は汚れていきます。
すると、私たちの体は種々の反応を起こして、なんとかこれを正常に戻そうとします。
そこで働くのが、私たちの体に備わった病気を治そうとする働き=自然治癒力なのです。

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