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   お塩ちゃん夕張店は 天日海塩750g総販売元です

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お塩の勉強部屋 情報室 あ・の・ね その一 

お塩の製造や供給が 国家の重要な役割の一つであることは
古代から現代に至るまで同じです
お塩屋さん ゆうばりでは、お塩に関わる問題点や情報を発信しております。
生前大変お世話になった日本自然塩普及会松本永光氏に敬意を払い、編集しております
♪戦前と戦後で品質が最も変わった食べ物は塩
  ♪塩の輸入自由化    
 ♪本当のお塩のお話
長寿だけならニガリ不要  ♪塩は私たちの体を作っている
塩の味『鹸』も砂精の味の『甘』も漢音では何れもカン

戦前と戦後で品質が最も変わった食べ物は塩


戦前の塩はニガリが多すぎて腎臓を傷め、老化を促進したので、
日本人の死亡原因の第一位は、腎臓病でした。
腎臓が悪い者は、総論賛成各論反対など正邪善悪が分からない。
自分のことだげを考える。いじめたり、いじめられる子供は腎臓が悪いのです。
脳の血管も害を受け模倣は上手でも創意工夫力がなく、
主君へ忠義、親分への仁義など事の善悪にかかわらず
その命に従う意地の強い気性になりました。
しかし、ニガリに含まれるミネラルの働きで小児マヒやガンは少なかったのです。
その後、遠心分離機が導入され、Naclを95%ぐらいにして、
上質塩は臥(かます)に入れなくてもよくなりました。
敗戦までは日本人は早熟早老で女性は15〜18才で結婚し、
男でも身の丈五尺(1.5m)人生五〇年でした。
六〇才にもなれば腰は大きく曲がり、七〇才で「人生七〇古来稀なり」でした。
戦後の日本の発展は、入浜式をそのまま転用した昭和28〜46年までの、
「流下式枝條架併用塩田」が普及して労働力が、6〜10分の一になり、
ニガリを減らした「並塩」は世界の製塩史上最高の「食用最適塩」でした。
この塩を食べるようになってから日本の戦後復興に弾みがっきました。
脳力(能力)が向上し、身長六尺(1.8m)、人生八○年、
今では腰の曲がった老人など見かけません、この原動力はニガリの少ない塩です。


長寿だけならニガリ不要


世界的な長寿国はすべて海岸から離れた山の中で岩塩を食べています。
ニガリのない岩塩を食べる民族
(アソグロサクソソ、ゲルマソ、スラブ、アフリカ中央部の部族など)は身長が高く、
ニガリのある海の塩を食べる民族(東南アジア、日本、ラテン諸国など)は
小柄で比較的短命です。
日本人もニガリを減らした流下式並塩を食べ出した昭和28年以降に
背丈も寿命も知力も経済も伸び始めましたが、
昭和46年以降のイオン塩・純塩化ナトリウムになってから、
免疫力と体力はなくなり脳が変質して倫理観がなくなり、
汚職事件や猟奇事件が多くなりました。塩の質の違いが現れています。
「海水の成分に近い、ニガリたっぷり」を安心・安全・おいしいと言うときは、
昔のような身長五尺、人生50年と抱き合わせであることを承知した上で言いましょう。
早く死んで老人医療費を軽くするのに貢献するとしましょうか。


本当のお塩のお話

必要とされる「本当の塩」とは 本当のお塩 その一 ♪本当のお塩 その二
今、ほとんどの食塩は化学工業的製法で作られています。しかし、純粋に海の水を蒸発させて作る本当の「自然海塩」もあるのです。自然の豊かな海岸に広がる「塩田」(粘土質の浅い池)に海水が導かれます。そして風と太陽が、その塩水を乾かします。すると、生き生きした塩水の池から、白く輝く結晶が現われるのです。塩作りの職人によってそれが集められます。この塩の味こそ、私たちが本能的に求めるものです。私たちの体には、この地球上でもっとも複雑多種なミネラル(無機質)が必要です。人間の内部の海、つまり体液を完全に復活させる力を持つのは、海洋の塩だけです。苦労をおしまずに、注意深く取り出した自然海塩は、最上の味わいがあります。それは生理学的にみて、必須のミネラル混合物です。これに比べて普通の食卓塩はみんな、人工的で、悲しむべきものにすぎません。海の水には、92種類もの豊富なミネラルが含まれています。しかし工業的に精製された塩には、ほとんど2種類しか残されていない。精製食卓塩は、むしろ「低品質」の塩なのです。それに対して、本当の自然海塩は良質で、生命に欠かせないものです。生物学や医療の研究機関は、食物中の多量ミネラルや徴量ミネラルに注目しています。自然海塩にはそれらがすべて含まれています。それは人間にとって、健康か病気か、生か死か、を左右するカギなのです。これから、自然海塩のミネラルが私たちの心身の機能を助け、正常に保つことを明らかにします。
  • 訳註)多量ミネラルは、人体に比較的多量に必要なミネラル。
    カルシウム、リン、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、塩素、イオウなど。
    徴量ミネラルとは、その他の鉄、銅、コバルト、ヨウ素など多数。徴量ミネラルは、微量元素と表現されることもある

塩は私たちの体を作っている ♪塩がないと 

最近は砂糖も塩も、健康の敵として嫌われています。しかし、砂糖はなくても生きていけますが、塩はそういうわけにはいきません。江戸時代の飢饉のときに、塩があればまだ助かったというエピソードがあります。だいたい、私たちの体そのものが、塩漬けのようなものなのです。そこから塩を抜いてしまえぱ、生きていけないのは当然のことです。私たちの体に塩分が必要なのは、また血液をなめてみてしよっばいことでもわかります。体液そのものが塩水でできているのです。そしてその成分は、太古からの海水組成に非常に類似しているというのはよく知られています。また、体液だけではありません。人間の体には約85グラムの塩が含まれているといわれますが、そのうちの半分は骨に含まれているのです。動物の血液は母なる海の水からできあがったごとく、よく以ています。地球上の生命はまず海に誕生したといわれますが、そのときの単細胞のような原始的な生物の内容物はほとんどが海水でした。やがて進化を統けた原始生物たちのなかには、陸に上がることを選ぶ種も出てきました。その種は、陸ヘ上ががるときにも体内の海水のような成分をもってきたというわけです。以来、何十億年もの年月を経て人類が誕生し、今日にいたるわけですが、依然として陸上の生物にとつてはこの海水の成分がが欠かせない重要な要素となっています。このとても長い生命の歴史にそむいて、塩をとらずに生きることなど私たちにできるわけがかないのです。これをよく表しているのが、リンゲル液という医薬品でしょう。塩は点滴に使われるリンゲル液の原料にもなります。リンゲル液は代用血液、生理食塩水などとも呼ぱれるもので、1リットルに塩化ナトリウム0.86グラム、塩化カリウム0.30グラム、塩化カルシウム0.33グラムが含まれています。水分の補給には、この液体がいちばん良いのです。また、出血多量で輸血がか必要なとき、体内の毒素を薄めて排泄させたいとき、重病で食事がができないときなど、この液体はなくてはならないものなのです。では、このナトリウムは、体内でどういうはたらきをしているのでしょうか。塩は、体内でナトリウムイオンに分解されて、いわば情報メディアのようなはたらきをしています。たとえば頭で考えたことを筋肉に伝えるとき、その情報を運んでくれるのがナトリウムイオンということです。筋肉が動くメカニズムでも、重要な役割を果たしています。また、唾液、胃液、腸液などの消化液は、1日に約8リットルも分泌されていますが、これにも塩分がが必要です。血液を浄化して、その大切な部分は再吸収するという腎臓のはたらきも、ナトリウムなどのイオンが活躍します。あるいは、糖分やタンパク質を腸から吸収するときにも、ナトリウムはなくてはならない成分です。

塩の味『鹸』も砂精の味の『甘』も漢音では何れもカン  ♪お砂糖と塩

有害食品の砂糖が有用食品の塩のうえにのさばっていることは、主審転倒の典型的なものである。昔の菓子は木の実や果物(水菓子・水菓子)だったが、現在は砂糖菓子が主体になっている。塩と砂糖の昔と今の逆転コントラストは、人間の健康という面から深く考えねばならない問題になってきた。おいしいものを、甘い(うまい)といい、いい塩加減だというが、うまい(あまい)という言葉は砂糖の甘さからきたものではなく、自然の食べ物のもつ甘さからきたものだろう。塩も砂糖も白色ではあるが味は天地の差である。砂糖と間違えて塩をなめてしまった子供時代のほろ苦い塩からい経験が思いだされる。塩の味『鹸』も砂精の味の『甘』も漢音では何れもカンであることは面白い。ところが食養法では生理的、医学的に塩は陽、砂糖は、陰でまったく相反する性質を持っている。一方では、塩も砂糖も細菌の発生を防止する効果がある点は、共通している。漢方医学では、甘味と鹸味との薬効について深い意味をもたせている。食塩は一般に海水から物理的に、砂糖は陸の植物から化学的にとっているのも妙な対照だといえる。しかも双方とも水分を蒸発させて造る点は共通している。しかし砂糖は暑い地方の植物に多いが、塩は何処の海でもほぼ等しく含まれているのも妙な対照である。額に汗して働く者は塩分を多くとり、肉体をほとんど使わない贅沢階級が砂糖を多食するという傾向があり、酒好きに塩カラ党がつきものだ。下戸に甘党が多いのも、生理的欲求と経済的事情が絡みあった結果によるコントラストだろう。人工的な砂糖の甘さではない天然の甘さと、塩気との調和こそ、真の料理の長所でありコツでもある。